家探し前に必読!金利ホールドと事前承認の“本当の意味”
- natsukigash
- 5 日前
- 読了時間: 4分
家を買う第一歩として「モーゲージの事前承認(プレアプルーバル)」を受け取ると、多くの方が夢に一歩近づいた気持ちになり「これで安心」と感じると思います。
でも、ちょっと待ってください。実は、この事前承認、ちゃんと確認されていなかったり、ブローカーや銀行の担当者が大事な手続きを省略していると、いざ買おうとしたときに意味がなくなってしまうこともあるんです。
今回は、モーゲージの事前承認って本当は何を意味しているのか、金利ホールドができること・できないこと、そしてなぜ経験豊富なブローカーに頼むことが大切なのかをわかりやすくお話しします。

モーゲージの事前承認って実際どういうもの?
多くの場合、事前承認とは以下の2点を意味します:
仮の承認(条件付き) → 収入や資産など、提出された情報に基づくもので、まだ正式には審査されていません。
金利ホールド → 通常90〜120日間、一定の金利が保証される制度。金利上昇の心配なく物件探しができます。
しかし問題は、多くの金融機関はモーゲージ審査が「正式」になるまで、書類をきちんと審査していないという点です。つまり、本審査の申請があるまでは、実際の確認ではなく、提出された情報を「信用」しているにすぎません。
雑な事前承認のリスク
こうした「仮」の承認には常にリスクがつきものです。正式な審査で内容に矛盾が見つかった場合、承認が取り消されることもあり得ます。それはすなわち、購入予定だった家を失う可能性を意味します。
よくある原因は以下のようなものです:
収入の計算ミス(特に自営業や変動収入の場合)
借入(車のローン、学生ローン、共同署名など)の申告漏れ
頭金の出所が確認できない
提出すべき書類が不足している
こうしたトラブルを避けるためには、最初から正確にファイルを整えられる経験豊富なモーゲージブローカーと一緒に進めることが非常に重要です。
⚠️ プロのアドバイス:もし、ブローカーや銀行担当者が収入証明書を要求していなかったり、信用情報の確認や負債の精査をしていないなら、それは「本当の事前承認」ではなく、ただの金利をホールドしただけということなので、要注意です。
金利ホールドの「できること」「できないこと」
金利ホールドは確かに便利です。物件探しの間、金利が上昇しても影響を受けずに済むという安心感があります。
しかし、金利が確保されているからといって、モーゲージの承認が保証されているわけではありません。
最終的に金融機関がモーゲージを実行するかどうかは、情報を正式に確認した後に決まります。そして、もうひとつ見落としがちな重要なポイントがあります。
実は「家」も審査の対象

収入・頭金などが承認されても、購入予定の「家」が承認されるとは限りません。
金融機関は、その物件が担保になる以上、次のようなリスク要因を確認します:
不動産鑑定結果に問題がある
災害リスクの高い地域にある
建物の構造や用途に問題がある
ストラタに財務的な懸念があるコンドミニアム
もし問題があれば、金融機関は融資を断る可能性もあります。
この時、すぐに別の選択肢へ切り替えられるかどうかが非常に重要です。
なぜ経験豊富なブローカーが大事なの?
事前承認の信頼性は、その書類を作成した「人」によって決まります。経験豊富なモーゲージブローカーは以下を行います:
最初の段階でファイルを詳細にチェック・仮審査
潜在的なリスクを事前に発見
問題になり得るポイントを明確に説明
金融機関と物件両方の審査に備える
この一手間が、安心してクロージングを迎えるか、直前で慌てるかの分かれ道になります。
まとめ:後悔しないための「事前承認チェックリスト」
銀行でプレアプルーバルを取得した場合、
家探しを始める前に、担当者に次のように確認してみてください:
収入は正式に確認・審査されましたか?(ただ、年収の4倍です。なんていうお返事をそのまま承認だと受けとっていませんか?)
信用情報(クレジット)はチェック済みですか?
全ての負債や支払い義務は把握されていますか?
ファイルは「正式審査」へすぐに出せる状態ですか?
もし回答があやふやだったり、話が早口で済まされそうなら、セカンドオピニオンを検討したほうがいいかもしれません。ご自身のプレ・アプルーバルに不安がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
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