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私がモーゲージブローカーを目指した理由

「モーゲージブローカー」カナダ歴が浅い日本人にはなかなか聞きなれない職業です。なぜ、私がこの職業を新しいキャリアとして目指したのか、お話させていただきます。




私がモーゲージブローカーになったきっかけ


2009年、カナダへ移民そして就職

2007年カナダ留学中に出会った夫と結婚することになり、2009年にカナダに移民しました。カナダのオンライン小売会社にて、1年カスタマーサポートを経験したあと、同会社のマーケティング部門に8年間(うち2年間は産休)所属しました。オンラインマーケティングでは、ウェブデザインをはじめ、セールやキャンペーンの企画・立案、Eメールマーケティング、SEM、ディスプレイ広告の作成、Google アナリティックスでのデータ分析など、多岐にわたるオンラインマーケティング業務を日々こなし、責任感や様々なスキルが身につく仕事はやりがいのあるものでした。



平穏な日々が一転

しかし2018年の第2子の産休中、夫が仕事中にてんかん発作で倒れ、病院に搬送されました。夫は、まだ30代で今まで大きな病気やけがはなく、健康そのものと思い込んでいた私たちには、ショックでした。私たちには、身近に両親や親戚もおらず、誰も頼れない状況で、これから幼い子供2人をかかえ、どうやって生活をしていくのか、夫の病は治るのか、不安でしかありませんでした。夫は、すぐに退院できたものの、てんかん発作を起こした原因が分からず、さらには最初に処方されたてんかん用の薬はまったく効力がなく、予兆もなく発作が突然起こる日々でした。私は、その年の10月には仕事に復帰する予定ではいましたが、いつ発作があるか分からない夫に子供のディケアの送迎を任せることもできないと判断したため、退職をせざるを得ませんでした。


突然の不安な家計を救ってくれたもの

発作発症から4か月間、私たちはシングルインカム、しかも休養中はEIしか頼ることができません。しかし有難いことに、私たちが組んでいたモーゲージの更新が、発作が起こる数か月前にあり、カナダの高いディケア費用の負担を考え、シングルインカムになる可能性を考慮し、今まで決まった定額を払い続けるトラディショナルモーゲージから、支払いがペナルティなしでフレキシビリティに払えるものに更新していました。そのおかげで、私たちの家計はなんとかやりくりすることができました。当時私たちに合ったモーゲージを紹介してくれたモーゲージブローカーさんには感謝の気持ちでいっぱいでした。もし、私たちが何も将来のリスクを考えず、ただ自分たちで直接銀行に行き、銀行が勧めるままのモーゲージに更新していれば、精神的にさらに辛いものだったと思います。


モーゲージブローカーを志したきっかけ

大変前置きが長くなりましたが、私がモーゲージに興味を持ち出したのは、この経験がきっかけです。その後、夫の発作を抑制する薬と出会うことができ、無事に夫は仕事に復帰いたしました。私も2人の子供の育児をする傍ら、今度はどうしたら、モーゲージの支払いを早く終えることができるのか、金融リテラシーを身にみにつけるべく、様々な投資や節約の本や動画で勉強をはじめました。さらに家計の大部分を占めるモーゲージについて勉強して、その知識を共有できたらと思い、モーゲージブローカーの資格を取得することにしました。


今後も新しい知識を学び続け、それを誰かにシェアをし、夢のマイホームを手に入れるお手伝いができれば、それほどうれしいことはありません。いつか、みなさんのお役に立てる日を楽しみにしています。








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モーゲージブローカー

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