６つのオルタナティブインカム

近年、メトロバンクーバーの不動産価格が高騰し、さらに金利の上昇が続く現在、収入を最大化して借入額を最大化することが必要な方々も多くいます。もちろん、給与による収入が、モーゲージの承認を得るための主な審査基準となります。しかし、カナダでは、給与以外の収入もインカムとして認められ、最大借入金額を上げることが可能です。

そこで、今日は６つの収入として使えるインカムをご紹介します。

ディサビリティ

長期・恒久的なディサビリティを受け取っている場合、収入として使用することができます。銀行によっては、保険会社へ受給額を確認し、最新の入金明細書を提出する必要がある場合もあります。

チャイルドサポート・配偶者扶養

離婚後に元配偶者からチャイルドサポート・配偶者扶養などの支援がある場合があります。Separation Areementと呼ばれる合意書のコピーを銀行が確認します。合意書に純利益がある場合は、収入として追加できます。

しかし、反対にマイナスの場合は、負債とみなされます。

CCB　チャイルドベネフィット（カナダ児童手当）

CCBと呼ばれる、カナダ児童手当も収入として利用できます。

CRAのプロファイルから実際受け取っている額を提示するだけです。銀行によって年齢制限は異なりますが、通常子供が12歳以下であれば利用できます。

マタニティリーブ

新しい家族を迎えるにあたって、家を住み替えるケースもよくあります。

出産休暇で、仕事をしていない場合、モーゲージの審査が通るか心配されがちですが、雇用主から12カ月以内に、復帰する予定があり、ポジション・給料とも保障されたレターがあれば、すべての給料が収入としてみなされます。

家賃収入

賃貸物件を所有している場合、それを利用してモーゲージの借り入れ額を増やしたり、現在のモーゲージの支払いを相殺することができます。通常、銀行は過去２年の納税申告書と賃貸契約を確認します。もし、賃貸に出したばかりで、納税申告をされていない場合は、銀行の不動産鑑定士によって、市場の賃料を割り出し、家賃からどれだけ収入として割り出すことができるか予測できます。

投資で得た利子や配当金による収入

株式投資などで得られる、配当金や利子所得も収入として利用できます。過去２年間の納税申告書が必要となり、銀行は２年の平均額を収入としてみなします。

以上、最大借入額を上げるために、６つのオルタナティブインカムを紹介しました。

上記以外の収入があり、モーゲージの審査に利用できるかどうか、ご質問がありましたら、お気軽にお問合せください。